漆黒のフローリング
2017.06.02
この前のお休みに京都の実相院へ。※室内撮影禁止のためパンフレットで想像してください。
目的は、「床みどり」。
漆黒の床板に外の木々が写り込んで、鏡面のようになった床が緑色に輝くのです。
秋だと「床もみじ」。床が紅く染まり、
冬になれば雪化粧をした木々が写り込み、墨絵のようで渋く格好いい。
「床もみじ」は、晴天が美しく、「床みどり」が美しく見えるのは、曇天時や雨の日なんだそう。
私たちが行った日は、ど晴天でしたが、充分きれいだなーって思いましたよ。
これから梅雨だし、ますます美しい見頃を迎えるようです。
実相院の庭に不思議な箱?を発見。中に何が吊られているの?
これはカエルの卵。日光や風雨から守られているのでしょうか?めっちゃ大事にされています。
実相院の庭池に、めったに見ることのできなくなった数少ないモリアオガエルが生息しているんですって。
珍しいカエルさんなんですね。
卵がかえるとおたまじゃくしが下の手水鉢の中に、ポトンポトンと入るシステム。
おたまじゃくしが、おっぽをふりふり元気に泳いでいました。
なんて幸せなモリアオガエル! (by a)
「床みどり」の床って究極のフローリングやん!
床は、毎朝から拭き。時折、米ぬかを入れた布袋で拭くことでこのツヤを出しているそう。
*実相院*京都市左京区岩倉上蔵